禺画像]
数日前に
このブログに書いた光森裕樹さんの歌集
『鈴を産むひばり』 を入手した。「もののかたち」を詠んだ歌がほかにも何首かあった。
神あまたやどれる細部のかたまりのブロッコリーを塩ゆでにする
平泳ぎ競ふあたまが描きゆくサインカーブとコサインカーブ
前者は、ブロッコリーの一種である
ロマネスコを知っていると、より印象深くなる歌だ。
後者は、ふたりのスウィマーのサイクルが1/4周期ほどずれている光景である。
平泳ぎではなくクロールの動作を単純化(手を円運動、脚は振幅が小さい振子に)して、それを図形化してみた。
クロールの泳ぐ手足が描きゆくサイクロイドとサインカーブと(図参照)
刺激され、試しに詠んではみたものの、本歌に比べわかりにくいな。
ことば書き、つけた歌なら数あるが、図参照など聞いたことない。
セコメントをする