『The Arrival』(Shaun Tan)など
2020-01-11


の表紙絵に折鶴がでていたのでジャケ買いした。30年近く前の作で、やや時代も感じたが、トリック解明のヒントに加藤一二三さんの名前がでてきて、氏は時代を超えているな、とも。

鯨統一郎さんの『文豪たちの怪しい宴 』もジャケ買いした。これは表紙のおじさん(挿画:浮雲宇一氏)がわたしにそっくりだったからである。このおじさん(曽根原氏)、作中ではピエロ扱いなんだけれどね。『雲』(エリック・マコーマック著、柴田元幸訳)に挟まっていた新刊案内チラシを妻に見せたら、「あら、そっくり」となったのである。

その『雲』は不思議な小説であった。以下の文は、テッド・チャンさん的だ。

ひょっとしたら、一見ごく取るに足らない要素 〓 聞き間違えた一言、誤った想定、無理もない計算間違い 〓 こそ実は、物事の連鎖における何より強力な環なのかもしれないのだ。

『雲』の表紙は、本から外に雲が飛び出す浅野信二さんのトロンプルイユ(だまし絵)である。浅野真一さんという画家を知っているので、一瞬えっと思った。落ちついて見れば作風も違うが、浅野真一さんの絵も、ミニマリスム的な小説や歌集・句集の装幀に合いそうな気がした。

◆新宿某デパート
新宿某デパートのディスプレイで、わたしの作品(ねずみ)に遭遇した。写真はそのうちのひとつである。尾をすこし上にあげすぎかな。商用での使用は、出版社経由で連絡してね。
禺画像]


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