オリガミの魔女と博士の四角い時間など
2017-11-24


オリガミの魔女と博士の四角い時間[LINK]
第7話が、明日11/25(土)に放映されます。布施知子さん回です。
12月は、放映時間が変則。

第7話「雪のふる夜」11/25(土)22:45-23:00
 (再)12/2(土)0:45-1:00、12_/30(土)15:45-16:00

第8話「サンタとトナカイ」12/9(土)16:45-17:00
 (再)12/17(日)0:45-1:00

◆正八面体とボロミアンリング
11/18-19に参加した「折紙探偵団静岡コンベンション」での収穫のひとつは、田中将司さんによる、大きさが変わる輪だった。これを組み合わせると正八面体ができる。つくりかたはとてもエレガントだ。

田中さんは2個を使って正八面体にしていた。「対称的にするには輪は3個ですよね」と言うと、「3個の輪だと、絡ませなければならないんですよね」との返事だった。じっさい、絡ませなければならない。そして、対称的な絡ませかたは、「ボロミアン・リング」になる。これがちょっと面白かったので、以下に詳細を示す。

ボロミアンリングに関しては、以前このブログに「オリンピアンとボロミアン」という話を書き、『折る幾何学』には、模様がボロミアンリングになるユニットの立方体も載せた。

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写真左上の絡ませかたが、ボロミアン・リングである。三つの輪が、ふたつ同士の絡みがないのに、全体で絡まっている。

ただし、これとボロミアンリングが同じであることは、ぱっと見た目では、わかりにくいかもしれない。ボロミアンリングの典型的な図は、下の「三輪違い」であり、名前の由来であるボロミア家の紋もこのかたちだ。

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これと、上の輪の絡まりかたは、ほんとうに同じなのか。同じであることは知っているのだが、「実験的」に確かめてみた。輪ゴム三つを使い、ひとつだけ切り、再度つなげてからませてボロミアンリングをつくる(写真上左)。これを立方体にかける。すると、ふたつの輪の関係でいうと「土星と輪」の関係になっているかたちにすることができる。(写真下)
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◆折鶴ネコ
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折鶴に乗ったネコという造形は、我がコレクション(!)の中にほかのタイプのものがあるのだが、昨日、別のタイプのものを見つけた。なにがなんだかわからない造形ではある。
[折り紙]
[かたち・幾何学]

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