ナノフラワー
日本物理学会誌2015年1月号の表紙に騙された。植物ではなく、アルミ-マンガン準結晶によるナノサイズの「造花」なのである。色は擬似カラーだ。
北脇昇展 図録
北脇昇展の図録を入手した。そこに、
ここで触れた『相関的秩序L.C.M.』に関する作者による解説の一端があった。青い線と赤い線のわたしの解釈はいい線を行っていたのだが、軌跡の向きが逆だった。すなわち、これらの線は、中央から始まって、角に嵌って運動が止まってしまうまでの軌跡なのである。黄色い線による正方形は、つまり、一種の永久運動の軌跡である。なお、30度60度格子と正方形が重なることが近似であるということに関する記述はなかった。
なんとかなる
「なんとかなる、なんとかなると思っていても、なんともならなくなってしまう場合がある」
というふうに記憶していたのだが、もとは、
「どうにかなる。どうにかなろうと一日一日を迎えてそのまま送っていって暮しているのであるが、それでも、なんとしても、どうにもならなくなってしまう場合がある。」(『玩具』太宰治)
なのであった。
行き詰まりの表現には「二進三進も(にっちもさっちも)行かない」というものもある。これに関しては、一進はできるので希望はあるじゃないかとかねがね思っていたが、この「進」は前進といった意味ではなく、そろばん用語で、2でも3でも割り切れないということなのであった。であれば、話はもっと簡単だ。他の素数で割り切れるかもしれないし、それが素数だったとしても、分数を導入すればよいだけの話なので、窮地でもなんでもない。よかった。よかった。
「そのうちなんとかなるだろう」(青島幸男、植木等)
数学をネタにした小説
『今日から地球人』(マット・ヘイグ著 鈴木恵訳)という、数学が小ネタになっている小説を読んだ。この小説世界では、リーマン予想が証明されると科学が飛躍的に発展することになっている。ある数学者が証明に成功するが、人類がそれを知るのは子供に凶器を渡すようなものである、と、その数学者になりすました異星人が、関係者も亡きものにしようとする、しかし、という話である。『盗まれた街』や『二十億の針』、『ターミネーター』みたいな設定だが、コメディのテイストが強く、自己啓発書のパロディみたいにもなっている。
折る手
展示会にこんなものを出した。二の腕が自然に折り出せた構造が気にいっている。
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