『彫刻の幾何学的なはなし』など
2013-06-09


『彫刻の幾何学的なはなし』
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妻が、近所の古書店で貴重なものを見つけてくれた。35年前の『美術手帳』(1978.9)である。大好きな彫刻家・堀内正和さんの展覧会の記事が載っているのだが、メインの記事が、堀内正和さんと、これまた大好きな造形作家・戸村浩さんの対談・『彫刻の幾何学的なはなし』なのである。以下の、戸村さんの言葉などが印象的だった。
<幾何学形体というのは、単純にみえて、間単につくれそうにみえるけれども、実際問題として、辻褄が合わなければ作れないので、とてもむずかしい。>
下の写真は、「堀内正和氏へのオマージュ」と名付けた、一連のわたしの折り紙作品。
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三人将棋盤
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知人宅で見た『月間日本の美術32 遊戯具』(1968)に載っていた「三人将棋盤」が気になった。いつの時代のものかメモし忘れたけれど、Wikipediaに載っている国際三人将棋とは違うものである。「国際三人将棋」は、1930年頃に考案されたものだそうで、コマの名称が、輿論、軍教、外交、金権、殖貿などとなっていて、世相を反映している。相手の輿論を詰めるか、輿論が真ん中の「楽園」にはいると勝利するというのも、意味ありげだ。

ちいさな陶芸家
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知人の家のドアのあわせ部分のすきまに、1.5cmほどのちいさな壷が並んでいるのを発見した。「トックリバチですね」と言ったが、家に帰って調べると、ジガバチであることが判った。いずれにせよ、ちいさな陶芸家の見事な作品だ。

景気
景気のよしあしの話に興味がないなあと、つくづく。と思うたびに、興味がなくてすんでいるのは幸運によるもの、とちょっと自戒。という思考パータンを、景気の話を聞くたびに繰り返している。
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