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昨日話題にした四葉のクローバーで連想するのは、Macintoshのコマンドキー(写真右上)である。このマークの由来に関して、コンピュータマニアを「プロペラヘッド」と称し、これはそれにちなんだものであると、Macintoshの雑誌で読んだことがある。前段はたしかにそうらしいが、後段はガセらしい。
folklore.orgというサイトに、初代Macintosh開発時、「なにもかもリンゴマークじゃだめだというSteve Jobsの意見のもと、デザイナーのSusan Kareが、スウェーデンのキャンプ場で、名所やアトラクションの案内に使われる、花のようなシンボルを採用した」という内容の記述があり、これがほぼ真相のようだ。
ただし、このマークは、キャンプ場に限られるものではなく、広く北欧で、名所旧跡等を示す道路標識として使われているとのことである。そして、そもそもは、1000年以上前から彼の地で使われていた図像で、聖ヨハネの腕、聖ハンス十字などというのだそうだ。
なお、
Wikipediaで、この記号を示す、x=3cosθ+2cos3θ, y=3sinθ-2sin3θという数式を見たが、この式では、図左下のように、記号とは若干異なるかたちになる。コマンドキー記号は、真ん中がほぼ正方形で、四隅はほぼ円だが、この式は、ギアにペンをいれて模様を描く玩具の名にもなっている曲線・ハイポトロコイドの一種である。
さらに、このかたちを針金でつくるとパズルになるかもしれないと、手元に針金があったので、ちょっと試してみた。しかし、精度の問題もあるのか、感触はいまひとつだった(写真右下:3個組)、6個で立方体も組めたが、どうもしっくり来ない。アイデア倒れっぽい。
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