パレイドリア
2009-10-15


禺画像]
板の節目や壁のしみ、雲のかたちなどが意味のある画像に見える錯角を、心理学用語でパレイドリアというらしい。エイドス(形相)に、副・偽などを意味するパラをつけた言葉だ。病的なものではなく、だれにでも起きる錯角である。最も見えやすいかたちは、ひとの顔だ。社会的動物であるヒトは、顔という情報にきわめて敏感であるためだ。
 写真は、先日散歩していて見つけた「秋の妖精」。虫食い穴の位置が絶妙だ。最近のカメラについている顔検知機能は、この木の葉に反応するだろうか。
[かたち・幾何学]

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