『崖の上のポニョ』(宮崎駿監督)に、折り紙がでてきた。主人公の五歳児・ソウスケが、おばあさんたちに金魚と舟の折り紙をプレゼントするというシーンである。作画のディテイルはよくわからなかったが、ソウスケの優しさを表現するエピソードになっている。
映画の内容に関しては、つい最近読み終わった
『深海のYrr』(フランク・シェッツィング著 北川和代訳) と妙につながってしまった。『深海の…』は、SFX映画的なシーンが連続する小説で、『ポニョ』にある、かわいい要素はない。海と生命力とコミュニケーションというテーマが共通していると言えなくもないが、我ながら変な感想… と思ったのだが、あにはからんや、ネット上の感想で、ポニョ=Yrr説はほかにも散見できるのであった。
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